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[blog]:”健康経営”という考え方

健康を害してまでの過酷な労働を従業員に強いるブラック企業、その真逆の従業員の健康こそがその企業の生産性を上げるポイントだと認識した経営を勧める、いわゆる”ホワイト企業”が世界的に注目されています。

大企業の健康保険組合や人事部などから聞こえてくる医療費・保険費の負担増への懸念の声!

しかし、企業の生産性という観点から見れば、日本の大企業の平均的な医療費・保険費の負担は、わずか 20 % 程度。その大部分の 70% 以上は、従業員が出勤しているのに、生産性が悪くなっている状態。つまり従業員の健康面での不調改善を問題にするべきだという考え方です。

その中で何が、生産性を落とす原因になっているかと言えば、肩こりや腰痛、うつ状態など、普通に会社に出ても、何となく具合が良くない状態、漢方で言えば「未病」な状態が、企業の生産性を著しく劣化させていることに注目し、従業員の健康増進に力を入れる経営方針を「健康経営」と言います。

世界保健機構(WHO)では、健康の定義を、

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

としています。

肩こりや腰痛、うつ状態といった身体的、精神的なもの以外にも、従業員の方々の社会的な充足を含めた健康サポートをすることで、より企業の生産性は上がり、会社と従業員の関係も良くなっていき、ロイヤリティも上がり、企業業績にもプラスのトルネード効果が出てくるわけです。

 

 

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