今週土曜日(10/12)前後に日本(東海から関東)に上陸すると予報されている台風 19 号は、非常に勢力が強く、気象庁の定義による「猛烈な台風(最大風速 54 m/s)」に分類されています。
日本でも昔から沖縄などで台風情報を入手する一つとして有名なアメリカ海軍の情報サイト Joint Typhoon Warning Center(JTWC)では、19 号(HAGIBIS)を「スーパー台風」として位置付け警告を出しています。最大風速は、145 kts、74.6 m/s、日本上陸時でも、80 kts、41 m/s と強烈で、アメリカ本土で使われる SSHWS(Saffir-Simpson Harricane Wind Scale)でも最も強いカテゴリー 5 に相当する台風です。
今回は、以前から指摘されていた日本の太平洋沿岸での海水温上昇が、スーパー台風を近づけるという仮説を実証した形になっていますが、今回、おそらく日本で上陸する初めてのスーパー台風になりそうです。
特に上陸する際の東側(神奈川県、東京都、千葉県)には、厳重な警戒と準備が必要だと考えられます。