cnn.com によると、中国の研究者が、新型の豚インフルエンザ G4 ウイルスを発見したという記事が出ています。これは、2009 年の H1N1 インフルエンザウイルス(今は季節性として存在しています)の変異したもののようですが、新型コロナウイルスのようにパンデミックになる可能性があるということです。つまり現存するワクチンは効かないということです。
地球温暖化に伴い、既知のウイルスが変異するスピードが高まったり、新たなウイルスが出現することが懸念されていますが、我々は、もう新たなウイルスと何度も戦わなければならない時代を生きることになるのかもしれません。
パンデミック感染症対策として、新型コロナウイルス COVID-19 で実践した対応を応用し、反省点を克服するスタートを再び切ることになるかもしれません。
新型インフルエンザ用に開発されたアビガンが、この G4 ウイルスに効果があるのか、も含めて、国や自治体、企業の感染症 BCP も早め早めの対応と備えが必要です。