7 月 21 日(火曜日)、大阪にて、「パンデミック感染症に対する危機管理/BCP 構築のポイント」と題し、リアルによる集合タイプのセミナーを実施致しました。
参加された方々は、4 名、4 名、3 名の 3 グループで、マスク常時着用、社会的距離(1.5 m )を取りながら「島構成」による座席レイアウトでの実施です。
講師である私はマスクとフェースシールド、マイクにより、濃厚接触者の定義に抵触しない方法で、お話しならびに、ディスカッションを伴う演習を行いました。演習時の各グループの発表者も、発言時にフェースシールドをマスクとともに着用して頂きました。
ご参加頂いた皆さまや、スタッフの方々のご協力により、無事終了するとともに、リアルによる集合タイプセミナーとリモートセミナーの違いを改めて感じました。
やはり集合タイプでは、参加者の「顔」が見える、つまり退屈しているか、疑問に感じられているか、自分のご意見と違うと感じられているかなどを感覚的に把握出来、それに瞬時に対応することが出来ますが、リモートでは、一対一でない限り、このような経験に基づく瞬間的な感覚や対応を行うことは出来ません。
またリモートでは「演習」を行うことが非常に難しく、私が実施しているような、テーマに沿ったディスカッションとホワイトボードでの整理、発表という一連の行動がし難く、ただ単に講師がリモート環境で PowerPoint の資料を解説するだけということになってしまいます。
ただリモートは、やはり「感染」という恐怖感を感じることなく、ディスカッションの替りに質問をチャットや画面上でやり取りが出来るメリットは、代えがたいものがあります。
私たちは、今後も、リアルとリモートを交互に行いながら、セミナーや研修を実施していきますが、リモートならではのスキルをより高め、リアルにも反映させながら、両輪での対応をしていこうと考えています。
新型コロナ対応を中心としたパンデミック感染症セミナーに関しては、今後、9/3(木曜日)に名古屋(詳細、お申込みはこちらから)、10/16(金曜日)に東京で、それぞれリアルにて開催を予定しています。また 10 月には、リモートライブ配信(生放送)による感染症セミナーの開催も予定しておりますので、詳細が決まり次第、別途ご案内したいと思います。
企業内研修、同業の法人の集まった組織などで、感染症に関するセミナーや教育・研修を行います。ご興味があれば、リアル、リモートに関わらず、ご要望の方法、時間、場所等に応じて実施致しますので、是非こちらからお問い合わせ下さい。