4 月 13 日、「リスク対策.com」に、投稿連載記事(第 13 回)が掲載されました。
「5連動大災害という最悪シナリオに備える」
第 13 回:2036 年富士山噴火発生!東京どうする?
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東京は 5 連続災害になる可能性
首都圏の問題は、首都直下、南海トラフ 3 連動と続く、5 番目の富士山噴火による影響です。現時点でも火山性地震や大きな噴火に関してはある程度の予測が可能だといわれていますが、南海トラフ地震、東海沖地震が発生した直後1カ月から半年後に予測されるというのが最も短いシナリオです。
東京にとって富士山噴火による最悪のシナリオは、風向きにより火山降灰が東側に拡がるケースです。このケースでは神奈川県で 30 センチ、東京でも 5~8 センチの降灰が予想されています。たかが 5 センチではなく、5 センチ降り積もる影響は甚大です。
電気、水道、ガスなどのライフラインは全停止。交通機関も影響が少ないはずの地下鉄を含め全停止。通信も携帯電話やインターネットが全停止。道路交通も身動きができず、航空機の発着もできないため、羽田空港と成田空港は長期に渡り閉鎖となります。 …