7 月 14 日、「リスク対策.com」に、投稿連載記事(第 17 回)が掲載されました。
「BCP 対策本部を例に考える備蓄品の見直し方」
第 17 回:首都直下地震の新想定を生かす(2)
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【BCP 備蓄品の考え方】
今回は東京都による首都直下地震の新被害想定の生かし方として、備蓄品について考えてみたいと思います。現在、企業においては全従業員の帰宅用防災セットのほか、オフィス常備用、帰宅困難者用の備蓄品を配備していると思いますが、実際、備蓄品の種類と量をどう決めていけばよいのでしょうか。
特に帰宅困難者用の備蓄品については、今後、見直しが必要と思われます。新被害想定による帰宅困難者は約437万人ですが、企業においては自宅から会社までの距離によって帰宅困難者の人数を試算しているところが多いでしょう。 …