製造業の BCP 構築の特徴と事例
製造業 A 社の BCP 構築事例
- リスクマネジメント ⇒ 危機管理 ⇒ 震災 BCP 策定への流れ
- 策定担当部門:総務部(対策本部事務局)
- 総務部部長、担当一名による2名体制
- 初動の危機管理マニュアル策定からスタート(6ヶ月で初版完成)
- 初動対応策は、安否確認システム導入、全従業員に簡易対応キットを配布、主要オフィスには蓄電池、工場には発電機を設置
- 対策本部は、役員以外については、総務部が事務局兼社内被災情報収集班、人事部が社員管理班(安否確認等)、営業および事業部、生産管理部が事業継続対応班、広報が、情報発信班で構成
- BCP は、緊急報告のためのエスカレーション体制の構築からスタート
- 業務オペレーション上、震災シナリオで何が影響するのかの洗い出しを実施するも、事業影響度分析の結果、事業縮退の選択はしない方針(BCP マニュアルではなく、震災対応ガイドラインを作成)
- 同時に、感染症対応 BCP においても、初動危機管理マニュアルを策定
- 訓練については、対策本部訓練を年に一回実施